おやつのトリビア
国産やぎミルクの秘密《その3》 冬季に消えてしまうナゾ
国産やぎミルクの秘密《その3》
冬季に消えてしまうナゾ
毎年、冬になる前に販売がストップしてしまう「農場直送・国産やぎミルク」。
お客様からは「冬でも欲しいのに……」というお声をよくいただきます。
では、なぜ11月中旬から3月中旬までの間、ヤギミルクの販売がお休みになってしまうのでしょうか?
その理由は、ヤギたちが本来持っている「自然のサイクル」にあります。
1. 自然の摂理に沿った「季節繁殖」
本来、牛やヤギのミルクは子育てのためのものです。日本の多くのヤギは自然の摂理に沿った「季節繁殖動物」であり、秋に妊娠し、冬を越して春に出産します。そのため、冬の間は自然とミルクが出なくなる「乾乳期(かんにゅうき)」を迎えます。
この乾乳期は、翌年の出産と新たな授乳に向けて、母ヤギにとってなくてはならない大切な準備期間です。
2. 乾乳期(冬の間)に母ヤギが行っている4つの大切なこと
- ①体力と乳腺組織の回復
しっかりと休養をとり、授乳で使った体力や乳腺組織をリフレッシュします。 - ②お腹の胎児への栄養補給
春に生まれてくる赤ちゃん(胎児)へ、たっぷりと栄養を届けます。 - ③消化器官(ルーメン)の休息と回復
普段フル稼働している胃(ルーメン)などの消化器官を休ませ、整えます。 - ④自然の繁殖サイクルを守る
季節に合わせた野生に近いライフサイクルを維持し、健やかな身体をつくります。
冬の販売休止は、ヤギたちが無理なく元気に過ごし、春にまた安全で美味しいミルクをお届けするための大切な休養期間です。
農場によっては乾乳期を設けない搾乳方法もあり、細心の注意を払って通年生産を行っている農場もあります。通年でお届けできるメリットもありますが、当店の提携農場ではヤギたちの自然なサイクルと健康を第一に優先しています。
体つくりは、毎日少しずつの積み重ね。楽しみながら愛犬の健康に向き合いませんか?
- 2026.11.05
- 18:42
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